栽培漁業は、魚や貝が小さいうちに海へ放流して、大きくなったら漁師や釣り人がとります。大きくなるまで育てて、そのままお店などに出荷される養殖業とは違います。 つくり育てる漁業 栽培漁業では、卵から稚魚・稚貝になるまでの、自然界では育つのに最も難しい時期を人間の手によって育てます。それによって、より効率的に資源を保つことができるのです。 STEP1 種苗生産 卵をとって孵化させ、水槽で育てます。 アワビの採卵 マダイ受精卵の池入れ STEP2 中間育成 稚魚や稚貝を放流サイズまで育てます。 アワビの稚貝 マダイ稚魚のエサやり STEP3 放流 時期や場所に合わせて、一定サイズに育った稚魚や稚貝を放流します。 アワビの放流 ヒラメの放流 STEP4 漁獲 海で育った魚や貝を、漁業者や釣り人がとります。 定置網の水揚げ 水揚げされたマダイの調査