(会報バックナンバー) | (外部ブログ) |
栽培漁業とは
栽培漁業は、魚や貝が小さいうちに海へ放流して、大きくなったら漁師や釣り人がとります。
大きくなるまで育てて、そのままお店などに出荷される養殖業とは違います。
つくり育てる漁業
栽培漁業では、卵から稚魚・稚貝になるまでの、自然界では育つのに最も難しい時期を
人間の手によって育てます。それによって、より効率的に資源を保つことができるのです。
STEP1. 種苗生産 卵をとって孵化させ、室内の水槽で育てます。
アワビの採卵 マダイ受精卵の池入れ ワムシの培養
STEP2. 中間育成 稚魚や稚貝を放流サイズまで育てます。
アワビの稚貝 海上筏でのマダイのエサやり
STEP3. 放流 時期や場所に合わせて、一定サイズに育った稚魚や稚貝を放流します。
漁業者によるヒラメの稚魚放流 放流体験イベント
STEP4. 漁獲 海で育った魚や貝を、漁業者や釣り人がとります。
定置網の水揚げ 水揚げされたマダイの放流効果調査
公益財団法人 神奈川県栽培漁業協会
〒238-0237 神奈川県三浦市三崎町城ケ島養老子 Tel:046-882-6980
Fax:046-881-2233
E-mail:info@kanagawa-sfa.or.jp